造影剤とは、検査の診断能を向上させるために用いる薬剤全体を意味します。
造影剤は体内の血管や臓器に広がり、血流や臓器、病気の形態を詳しくみることができます。
しかし、造影検査では稀に副作用を生じる事があります。
造影剤での副作用はくしゃみ・かゆみなど軽度なもの、嘔吐・発汗など中等度なもの、極稀に血圧低下・ショックなど重篤なものなど様々あります。造影検査中は検査担当技師、看護師などが患者さんの状態を観察しているほか、患者さんにも異常を報せるスウィッチを持って頂き検査しております。
また副作用にすぐに対応出来るよう医師はじめスタッフが万全の態勢を整えておりますのでご安心下さい。
造影検査終了後は腎臓から尿と一緒に造影剤が排出されるため水分を多く摂って下さい。ごく稀に検査後、数時間~2日以内に副作用が現れることがあります。なにか異常があれば病院までご連絡下さい。